当社は、第６回カーボン・オフセット大賞（カーボン・オフセット推進ネットワーク主催、環境省・経済産業省・農林水産省後援）において、これまでの低炭素社会の実現に向けた取組みが評価され、この度、「奨励賞」を受賞いたしました。本大賞での受賞は、廃棄物処理業界では、全国初の快挙となります。平成２８年１２月９日（金）に東京ビッグサイトで開催された国内最大級の環境展示会エコプロ２０１６にて表彰式が執り行われました。

カーボン・オフセット大賞は、カーボン・オフセット推進ネットワークが主催し、２０１２年にスタート。低炭素社会の実現を後押しするカーボン・オフセットの優れた取組みを実施する団体を表彰し称えるとともに、具体的な取組事例の紹介を通じて、カーボン・オフセットの意義と取組みへの理解が社会全体に広く浸透することを目的としています。

当社では、「環境に優しい廃棄物処理の実現」というコンセプトのもと、２０１４年から事業活動全般におけるＣＯ２排出量を実質ゼロとする、カーボン・オフセットの取組みを行ってきました。地元岡山市や東日本大震災の被災地で創出されたクレジット等を活用することで、この取組みを地球温暖化対策だけでなく、地元の環境貢献事業の活性化や被災地の復興支援にも繋げています。さらに当社では、廃棄物収集運搬車に、岡山市の「Ｊ－クレジットロゴマーク」を貼付し同取組みをＰＲすることで、カーボン・オフセットの普及促進を目指しています。

今後も、このような取組みを継続して行っていくことで、より社会的価値を増したリサイクル事業者として、社会に広く貢献していきたいと考えています。