当社では、地球温暖化対策の一環として自社のCO2削減努力と併せて、東日本大震災被災地や地元岡山市などで創出されたCO2排出権を活用することで、事業活動全般におけるCO2排出量を実質ゼロとするカーボンオフセットの取組みを行っています。
当社は、この取組みを地球温暖化対策だけでなく、被災地の復興支援や地域の環境貢献事業の活性化にも繋げています。
自らのCO2排出量を認識した上でその削減努力を行い、どうしても削減が
困難な部分の排出量に関して、他の場所で削減・吸収された
CO2の排出権を購入したり、もしくは他の場所で排出削減や吸収を
実現する活動を実施したりすることにより、自らのCO2排出量の
一部または全部を埋め合わせる取組みのことです。
東日本大震災で被災した企業が、設備を更新し、重油を使用するボイラーから天然ガスや木質バイオマスなどを使用する最新のボイラーに切り替えたことによりCO2排出量を大幅に削減し、この排出量の削減によって創出されたCO2排出権を活用することでオフセットを実施しています。CO2排出権を創出した被災地の企業に対し、その対価として資金による支援を行うことで復興支援にも繋げています。
地元の岡山市が、塵芥車など市有車で使用する燃料を化石燃料から天ぷら油由来のバイオディーゼル燃料に切り替えたことによりCO2排出量の削減を実現し、この取組みによって創出されたCO2排出権を活用することでオフセットを実施しています。岡山市のCO2排出削減への取組みに賛同し、継続的な支援を行っていくことで地域の環境貢献事業の活性化にも繋げています。
2015年4月から社会・環境活動の一環として植樹活動を開始しました。
当社のこの取組みは、自社が主体となって行うものだけでなく、他団体が主催して行う植樹活動や植樹祭への参加、それらに対する支援などもその範囲に含めて考えています。また、この取組みを通じて、植樹の意義や自然環境保全に対する認識を深めると共に、地球環境の現状を正しく理解し、会社全体で問題意識を共有していく契機にしたいと考えています。そして、さらにこの取組みを環境負荷低減を意識した個々の業務活動へと繋げ、事業活動全般における環境への影響をできる限り抑えていければと考えています。
平成27年4月10日、倉敷市粒江にあるGREEN BASEの敷地内で造園業者の方々のご協力のもと、当社にとって初めてとなる植樹活動を実施しました。記念すべき日にふさわしく、天候にも恵まれ植樹日和となりました。第1回目の植樹場所として身近な場所が選ばれたのは、いつでも目にすることができる場所に植樹する事によってこの活動の初心をいつまでも忘れないようにするためにでした。また、GREEN BASEを普段ご利用いただいているみなさまに少しでも楽しんでいただけたらということで、四季を感じられる季節感のある苗木が選ばれました。この日は、日常業務の合間を見ての活動だったため、若干慌ただしさはありましたが、無事に37本の苗木を植樹することができました。今後の生長を楽しみに見守っていきたいと思います。
実施日 | 平成27年4月10日 | ||||||||
実施場所 | マテリアルバンク(株) GREEN BASE |
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参加人数 | 18人 | ||||||||
植樹合計本数 | 37本 | ||||||||
植樹した苗木 |
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